全エンドとおまけシナリオも一通り見てコンプリート。一通り終わらせてみての感想は「凡作」って感じかなぁ…。
テキストが読み難いということはなかったですけど、会話的にギャグや面白いやり取りがある訳でもなく、ストーリー展開もなんとなく先の展開が読める上にやや冗長ぎみだし、キャラの萌え度も思ったほど高くなかったのでプレイしていて退屈に感じてしまいました。
まぁ退屈…という点では『みずいろ』なんかもそうでしたけど、今回はキャラ的な魅力が（個人的には）不足ぎみなのが響いた感じです。
システム的にはちょっとホイールでのバックログ閲覧がもたつくのと、苗字は音声付きで呼びかけるのに名前のときは無音になるのが不自然に感じて、結構気になりました。
個人的には名前固定で音声付きで呼んでくれたほうが良いんですけどね。
キャラ的には七海＞多恵＞＞＞＞ひかり＞鈴夏ってとこかな。
以下、ちょっとキャラ毎の雑感
七海：
今回のぽんこつキャラですが、某ひよりよりは数倍気に入ってます。特にヤキモチ焼くあたりはなかなか…。
「なによぅ…」って口調が都香＠DMFと同じで結構きました(笑)。
ちょっと最後がベタというか強引な感じもしましたけど、個人的には嫌いじゃないです。
ひかり：
ツインテールキャラ。性格設定からしてもっと積極的に主人公にアタックしたり七海に対抗心を燃やしたりしてくれれば良かったんですが、そのへん割と消極的なのが惜しかった。
ストーリーは予想通りな展開だっただけにプレイしていて一番退屈だった不憫なキャラ。
鈴夏：
今回の反転衝動キャラ。ネガティブ思考全快なのはまぁ良いんですけど、せっかく一番身近にいるキャラなんだから鈴夏のいじらしさみたいなものをもっと前面に出して欲しかったかな。
ハッキリ言って義妹としての設定があまり生きてないですね、つかあのオヤジをどう説得するのか見たかった…まぁ結ばれた後の後日談が不足気味なのはこのキャラだけじゃないけど。
多恵：
個人的にはまきいづみマンセーってとこですか(笑)。
唯一ストーリー展開の予想が外れたキャラだったし、旅館の女将さんなんかが割と良い味出していてプレイ中は一番楽しめたかも。
結果としては予想よりも遥かに小粒な出来と言った印象でしたけど、やっぱり「コレ」という強烈に印象に残るものがほとんど無かったのが原因な気がします。
ファンタジーな展開が皆無（と言ってもエロゲ的には…ですが）なのは好印象ですけどやっぱりエロなり萌えなり物語なり演出なりもう一工夫欲しかったです。
私的満足度： ★★★★★ ★☆☆☆☆
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