3-days Marriage 〜光源氏の恋人〜 |
発売日:2004.04.30 / Nail |
前作ぷれゆーの評判がそれなりに良かったし、3日間ヒロインと同棲生活でエロラブな展開が楽しめるかなぁと期待を込めてプレイ開始したんでが…このゲーム激ムズです。
ゲーム構成としては序盤〜中盤はヒロインの絞込みで終盤はフラグの立ったヒロインを婚約者として選んで同棲生活→エンドという流れなんですけど、ハッピーエンドを迎えるためのフラグ管理がめちゃくちゃシビアです。
単純に選択肢の内容が正解/不正解が判り難いというだけでなく、プレイヤーからすれば非常に理不尽な選択肢を強いるものが多くてストレス溜まりますわ。
例えば某ヒロインルートではチェスのイベント(勝ったらエロシーン)があるんですけど、相手の動きもわからないのに「ビショップで翻弄する」とか思いっきり運まかせな選択肢が数回続いたときはもうスタッフはゲーム性というのを勘違いしているんじゃないか?と感じずにはいられませんでした。
このゲームのウリである「口説きおねだりシステム」もバリエーションが全く無く、
最初は「綺麗だ/かわいいね」ではじまり、「君の瞳は○○のよう」(○は宝石名)から、最後は短歌で締めるというパターンのみが毎日どのヒロインに対しても行われます。
この後に選択内容によってエロシーンが変化するんですけど、エロシーンまでの流れがどのヒロインも一緒だったりエロシーンのパターンが4通りしかなかったり、ひとつのシーンの尺が短かったりともう不満だらけ。
唯一、フェラのときのチュパ音が良かったことくらいでしょうか。
話的には政治家や選挙のディープな面をどれだけ描いてくれるのかと思ってましたが、使い古されたネタばかりで展開も非常にチープ。
主人公はひたすら周りに流されるだけだし、なんだかんだ言いつつも新鋭候補者は票や支持者確保に必死で、裏金使ったりするから名家の政治家がやってる事が一番って事が言いたかったんでしょうかね。
バッドエンドでも父親が市長に当選するし…。
萌え度もエロ度もイマイチで話の内容も人を選ぶものだと思う。個人的には「駄作」評価ですな。
私的満足度: ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆
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