Rascal・改 − Game Impression
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まじかる☆ている
発売日:2004.11.19 / ぱてぃしえ
 一応全エンド見てコンプしました。
呪いによって子供の姿にされてしまった主人公が、見た目相応の学年クラスに編入になってそのクラスのおんにゃのこ達と仲良くなる話…と大雑把に書いてしまえばそんな感じで、一言で書いてしまえばロリ萌えゲーです。

 ヒロイン6人のうちの4人がリアル世界で言うところの小学6年生で、元の主人公やその幼なじみのヒロインは大学生と言ったところなのですが、原画のてぃんくる氏が元々ロリ系のキャラを描く方ということもあって見た目的な幼さは幼なじみも他の少女キャラも殆ど変わりません むしろ他のキャラのほうが小学生の割には大人びてる感じがしました。

 主人公は大学生くらいの年齢といってもヒロイン達の悩みにずかずかと無遠慮に入り込む思慮の足りなさがあって、思考もガキ並という個人的には嫌いな部類のキャラなのですが、ヒロイン達のノリもなんというか思わず頭抱えたくなる言動が目立っていたので微妙に釣り合っていたような感じもします(笑)。

 ヒロイン達は小さくなった主人公のこと割と憎からず思っているようで、更に恋愛事やHな事には興味深々なお年頃って感じで一人のヒロインを贔屓したときのヤキモチっぷりとかHな話題に対するリアクションとかは結構初々しいものがあってロリ系属性を持ってる方には割と萌えられるシーンがあるんじゃないかな。

 エロシーンは1キャラあたり2〜3シーン。 最初のほうはヒロインが子供っぽいちょかいを出してきた際に色々言いくるめてフェラやスマタに移行する所謂いたずら系Hになります。 本番シーンでも主人公はちっちゃいままというシーンが多いので、大の男がちっちゃな女の子にするのが好きという人には向かないかも知れませんな…。 シーンそのものは薄目な印象ですが、この手のエロゲにしては頑張ってる方だと思う。 ちなみにこのゲームは回想シーンが付いていないのでエロシーンの前に要セーブです。

 そんな訳でゲームの全体的なノリは☆とか♪とか乱れ飛びそうな典型的な萌えゲーのノリで、ヒロイン達の悩みや最後に呪いをかけた人物と対峙した際など所々でシリアスな展開が入るのですけど、個人的には演出も文章力もかなり拙く感じて結構白けぎみでした。 全体的な話の流れは悪くないとは思うんですけどシナリオ展開として何かを期待すると大外しすることは間違いないかと。

 前作『Cafe・LittleWish』のキャラもサブキャラとして2人ほど出てきますが、あまり中身に入り込んでこない役どころなので別に前作未プレイでも問題なし。 CGは…CD-ROM1枚の割にはそれなりに枚数があると思うし質的にも特に不満はないので、絵目的なら大外しはないんじゃないでしょうかね。

私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆

Copyright(c) 2007 SHEO