ENSEMBLE 〜舞降る羽のアンサンブル〜 |
発売日:2004.01.30 / FC03 |
プレイ時間はトータルで30時間前後。このゲームはエンド補完は割と簡単だけどCGや回想シーンの回収は結構大変。
物語は全10章構成で章の区切りにOP・EDあり。幼い頃に離れ離れになった兄(東京)と妹(北海道)それぞれの視点で進行します。
雰囲気的にはまったり系で話の展開はメロドラマのようなあざとさを少々感じはしたものの、先が気になる展開になっていて結構楽しめました。
例えば淳(妹)の親友が上京した際に偶然兄である主人公に出会って親しくなるけど、お互いに親友の兄・妹の親友であることは知らない訳で…どうやって真実を知るのか、そしてその時はどんな演出が用意されているのか凄く気になるし楽しみ…という感じ。
攻略対象キャラは7人+2ですけど基本的な流れはどのキャラも一緒で、あとはヒロインセレクトや選択肢等でフラグが立ったキャラのイベントが増える程度なので2ndプレイ以降は飽きてくるのが惜しいです。
余談ですがこのゲーム内世界は『PALETTE』や『Natural2』と同じようで他タイトルに出ていたヒロインがさりげなく出てきたりしてました。
CG・音楽はそれなりに良かったと思う。OPムービーもなかなかよさげ。ただし、キャラの服装はもうちょい何とかならなかったのでしょうか…特に野乃木の普段着は何かのギャグかと思ったですよ(苦笑)。
エロシーンは桜子と若葉に関しては主人公と同居しているという設定もあって回数は多め。
内容も段々と慣れてくる感じは悪くなかったと思う。
他のキャラは先の二人に比べるとどうしても見劣りしますけど、このゲームの主人公は昔のエロゲ主人公みたいにサラッと複数に手を出すタイプなので、エロシーンに入るまでウダウダしてる細菌最近の主人公に慣れた身には少し新鮮だった(笑)。
おまけモードのエロシーンもなかなかよさげで満足。
ま、初回プレイ限定とは言え、まったり風味の恋愛物で中弛みしない構成はなかなかだと思うので気になるけど様子見してるような方なら逝ってみてもいいかも。
ただし感動とか捻ったシナリオとかを期待する人は止めるべきでしょう。
私はとりあえずコンプしましたが、まぁ2〜3周もすれば十分なゲームと思います。
私的満足度: ★★★★★ ★★☆☆☆
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