Rascal・改 − Game Impression
[メニュー枠OFF]

Floralia+ 〜フローラリア・プラス〜
発売日:2004.02.20 / Xuse【純米】
 旧作は未プレイ。
ストーリーは良くも悪くも王道ですね。恋愛に不慣れな若者らしいすれ違いや誤解を乗り越えて最後はめでたく結ばれる…と、言ってしまえばそれだけの話なんだけど、エロシーンがわりとに充実してる事やキャラも萌え度が高めな事が良い感じで味付けされ 個人的には満足できました。

 立ち絵はせいぜい服装の変化くらいしかないけどテキスト欄の横にあるフェイスウインドウでは各キャラの表情が変化するし結構コミカルに動いてくれて見ていて面白かった。 ただ、今回解像度がSVGAになったことで旧作CGの拡大処理が上手くいかなかったのか若干ドットが荒く感じるCGもちらほら見受けられたのが残念。

 先にも書いたように自分は旧作未プレイなので本編の追加要素に関してはよく判りませんが学生組のエンディングを見るとおまけモードでそのキャラの後日談(えちシーン有)が見れるようになります。 中でも憂の体操着えちシーンが個人的に気に入りました。 でも教師組は無し、鈴音や詩乃先生のおまけシナリオに期待してた人には残念でしたね(笑)。

 まぁ客観的には「ここがオススメ」って要素が見つけ難いゲームでしたが、なんか最初から敢えて凝ったシナリオで冒険せずに“「外さないゲーム」を意識した作り”という印象を受けたので旧作未プレイでキャラ絵が気に入ったり萌えゲ好きなら逝ってみて損はなさそう。 安易に奇跡とかファンタジー路線に走らなかったのも好印象でしたし。
 逆に旧作プレイ済の人は…特に思い入れがなければ若干安めとは言え値段分の追加要素があるとは思えないので見送るのも手かと思います。

私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆

Copyright(c) 2007 SHEO