Rascal・改 − Game Impression
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へんし〜ん!2
発売日:2005.03.18 / May-Be SOFT
 全CGと回想を埋めてコンプ。所用時間は1stプレイで3〜4時間程度だったかな。 スキップが高速で2nd以降もさくさく進み、コンプまでは10時間かからなかったと思います。

 変身ヒーローに憧れてる主人公が、神社に捨てられてた珍獣「ににこ」を拾ったことにより変身能力が使えるようになっちゃった…というあらすじ。


 ゲーム期間は約二週間、エンディングはヒロイン5人分(うち1人はににこ)とバッドエンドですが、バッドエンドは最後の展開が複数ありますので補完するのはちょっとだけ大変かも。

 主人公の軽いノリや話の展開など、ゲームの雰囲気は良くも悪くも前作と一緒。
レギュラーメンバー以外の女の子達ははっきり言うと“使い捨て”です。 見知らぬ可愛い娘が試着室に入ったら商品に変身して身体中を蹂躙した挙句にザーメンぶっかけて「すっきり」…という感じで、中には処女を奪ってしまうものもあってこのあたりの倫理観の欠如に抵抗を感じる人はやってはいけないゲームです。 私は勿論ノープロブレムですが。

 個人的にちょっと驚いたのが、その“使い捨て”キャラの中に前作のヒロイン達が4人もいたこと。 うち2人はメインヒロインで、どうも前作の3Pエンド後の設定のようなんですが…変身していたずらしても前作の主人公と勘違いして中出しまで許してしまう様は前作主人公に対する二人の想いを知ってるだけに何となく知り合いの彼女に手を出すような落ち着かなさを感じてしまいます(笑)。 つーかスタッフも自分達のヒロインに対する愛がなさすぎ(苦笑)。

 ストーリー展開は御都合主義のエロコメ物ですけど、ヒロインの設定が思ったよりもしっかりしていて話の流れ的に特に抵抗を感じることが無かったのは良かった。 もちろん恋愛物として見るとヒロインの初期好感度が高すぎなあたりに少々無理がありますけどエロコメ物としては十分。

 それと前作では明かされなかった(と思う)珍獣の設定が今回はそれなりに描かれていたのも良かったかな。 ヒロイン唯一の微乳キャラだし、ちゃんとエンディングまでありましたしね。
 逆に残念だったのが複数キャラエンドがなかったこと。 厳密にはありましたがバッドエンド扱いなのがもの凄く不満。 あの展開でもう2〜3回エロシーンを出した後にハッピーエンドとなる展開があったなら個人的な満足度はかなり高くなったと思うだけに無念です。

 エロシーンはアナルやヘアーの表示ON/OFFが選択できるのは前作同様。 今回は更に淫語増量システムというのがあって淫語スキーにはポイント高いんじゃないでしょうかね。 アトリエかぐやあたりのゲームに比べると見劣り(聞劣り?)すると思いますが…。

 ただエロシーン自体ははっきり言うと前作の方がエロく感じました。 無機物に変身してのシーンが相変わらず多いのですが、前作をプレイしてるとそれ自体には新鮮味が薄いことと、CGの構図的に前作の方が好みのものが多かった…というのが原因かと。

 まぁ色々と不満を書いてしまいましたがエロシーンの発生頻度が高く、お手軽エロコメ物としては前作同様にそれなりに楽しめたので満足してます。


私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆

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