Rascal・改 − Game Impression
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Canvas2 〜茜色のパレット〜
発売日:2004.04.23 / FC01
 Congratulations!のCGが出たのでコンプ…かな。
前作から5年後の世界で舞台となる学園は前作と一緒。名前だけで立ち絵も声も出てきませんが前作キャラの話もちらほらと出てきて前作をプレイ済なら「へぇ〜」と感じる場面も結構ありました。 (今回の2の世界で前作の主人公がどのヒロインと結ばれたのかは判ります)

 基本的にお目当てキャラをストーカーすればそのキャラのシナリオへ入れるんですけど、何気ない選択肢が結構エンド判定にされてたりして思ってたよりシビアだったかも。

 絵に対する情熱を失ってるという点では前作の主人公と同じですけど、今回は教師という立場故になんと言っても主人公のヘタレ具合がかなり不自然に感じました。 ヘタレというよりは社会人の言動としてはDQNと言っていいと思う…。 特にエリス、可奈、菫ら学生3人組はそれぞれのキャラに対する主人公の言動が統一されてないように感じたし、展開も「何故そこでそんな行動に及ぶんだ?」ってくらい強引。 エリスはともかく可奈、菫ルートは主人公の痛さもあって正直プレイしていて苦痛だった。
 反面、霧と紗綾の年増組(ぉぃ)はプレイしていて楽しかったかな、前作ほどじゃないけどキャラにも萌えられましたし。 ただ紗綾は藍の姉という設定だけに前作ネタが多く、2から入った人にはイマイチ話が見えないかも知れません。

 エロシーンは学生組に関してはよく判りません。というのもシナリオ展開同様エロシーンへの突入も凄く不自然だし、DQNな主人公がいい思いするのが何となく耐え難くてスキップしてしまいましたので(笑)。
霧と紗綾はちゃんと全部見ましたけど、CG枚数も少ないし特に特筆すべき点はないですね。

 個人的には期待していた「萌え」も思ったほど無かったですし「凡作」という評価に落ち着きそう。
お気に入りキャラはシナリオ度外視で紗綾>菫>エリス>霧>可奈。

私的満足度: ★★★★★ ☆☆☆☆☆

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