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オレの巫女さま
発売日:2005.10.14 / BLACK PACKAGE
 CG・回想共に全て埋めてコンプ。 所用時間は1stプレイ5時間強、コンプまでは10時間前後…と言ったところです。

 獣医に憧れ大学の獣医学部に入った主人公「新藤 雄一」。 だが理想と現実とのギャップに自身の将来を悩み始める。 そんな折に父親の故郷にある神社で男手を欲っしているとの話を聞き、しかもその神社は若い巫女さん達が切り盛りしてることを知った主人公は気分転換も兼ねてその神社へと赴くのだった…というあらすじ。


 三姉妹+1の計4人の巫女さんに囲まれた生活を満喫する巫女さんハーレムADV。 舞台となる神社へ赴く道中、水垢離をしている巫女さん達を覗き見たことによって「男に肌を見られた女性はその男と契らなければならない」という神社の仕来たりに従ってヤリまくる話です。
 ゲーム進行は選択肢を選んでいくだけのタイプで、分岐用の選択肢自体が少ないこともあって難易度は低め。 エンディングは計4種類存在します。


 巫女さんでハーレム…という私の嗜好に直球ストレートなタイトルということもあり、プレイ前から期待しまくりで、実際かなりハイテンションでプレイ開始。 んで実際に一通りプレイしての感想としては「見事に期待に応えてくれたな」と言った感じで個人的には満足のいく出来でした。

 ヒロイン達はおっとり系の長女、無邪気に主人公を慕う三女、出会いの悪さが尾を引いて素直になれない次女、序盤は敵意むき出しの次女の親友…とある意味定番と言えば定番ですが、故にキャラの性格が把握し易く、安心してプレイできたと言えます。 …まぁ正直なところを言えばもう少し捻りが欲しかったところではありますけどね。
 主人公は最初の水垢離のシーンで某AAのように「オッパイ・オッパイ!」と叫ぶくらいなのでエロ魔人系かと思いきや…割と良識人でした(笑)。 ちなみに主人公の名前は発音されません。

 ストーリー展開は最後に主人公が神社に呼ばれた訳が語られる以外にこれと言った特徴は無し。 序盤からひたすらエロシーンのオンパレードで、合間にヒロインイベントが申し訳程度に入るくらいなのでシナリオ的な盛り上がりは期待しない方が吉…ってこの手のゲームでシナリオで云々言う人も居ないでしょうけど(笑)。

 そのエロシーンですが、一部で学園制服なシチュエーションがある以外はほぼ全て巫女装束でのHなのでタイトルに偽り無しと言えますね。 エロシーン総計は27と数的にも十分。 ハーレムゲーらしく3Pシーンの比率が高いのも個人的には嬉しいところ。
 加えて1回のプレイでのエロシーン発生頻度がかなり高い上に尺も長く、更にほとんどのシーンは複数回発射を実装していてボリューム感がありました。
 声優さんの演技も非常に良く、特に桜子のフェラシーンでの唾液音が素晴らしい。 先にも書いたように尺がかなり長めなので桜子姉さんの強烈なバキューム音が延々と続いたときは「俺を枯らす気か!?」と戦々恐々としたほどです。 もちろん他のヒロイン達も良い感じのチュパ音や喘ぎ声を奏でてくれるし、ある程度の卑語も使用してくれるので実用性は十分あると感じました。 …というか個人的にはちょっと長すぎ(苦笑)。

 イベントCGはほとんどエロシーンとなりますが、枚数的に不足感はありませんでしたし27のエロシーン中での使い回しがほとんど無かった(全く無い訳ではない)のも高評価。 一部で気に入ったアングルのCGもあり、CGだけでも頑張ればいけそうです(?)。
 ただ…これは思いっきり自分の好みの問題なのですが、キャラの髪の毛がピンクとかグリーンとかなのがちょっと興醒めなんですよね。 巫女さんはやっぱり黒髪系が一番だと思っている人なものですから…。
 チン☆⌒ 凵\(\・∀・) そんな訳で、黒髪化パッチまだぁ?


 まぁとりあえず「お手軽」に「巫女さん」との「濃い和姦H」満載の「ハーレム」展開を期待する分には十分な満足感は得られると思います。 逆にそれ以外のものは何もありませんので例えばシナリオ展開とかキャラ萌えに期待するようなら止めておく方が無難かと。 後者に関してはある程度属性でカバーできると思いますけどね。


以下、キャラごとの雑感(ネタバレあり)。


天野 雪菜
 巫女三姉妹の次女。 一応ツンデレ系…なのかな?個人的にはあまりそういう感じはしませんでしたが他のヒロインに手を出したときのヤキモチっぷりが良い感じでした。 主人公の獣医の卵という設定が生きる唯一の展開がありますが捻りは全く無しでしたな(笑)。 単体エロシーンはヒロイン最多。

露木 あきら
 他のヒロイン達と異なり分家筋ということで神社では重要視されていない。 このキャラもツンデレ系だと思うけどデレ描写はほとんど無いですね。 最後まで主人公を奴隷呼ばわりでしたし。 処女は好きな人に捧げたいということでエロシーンではアナル担当。 まぁ結局処女も主人公が奪う訳ですが(笑)。 ただアナル挿入した後にフェラするのはバッチイのではないかと。

天野 千草
 巫女三姉妹の三女。 主人公を「お兄ちゃん」と呼ぶ妹系キャラで炉担当。 意外にも単体でのエロシーンは全く存在せず、千草絡みのエロシーンは全て3P以上。 巫女としての能力が最も高いヒロインという設定の割に個別エンドが無いのもちょっと意外でした。

天野 桜子
 巫女三姉妹の長女。 おっとり系お姉さんだが、水汲みの帰りに足を挫いて主人公背負われたときの会話が結構印象に残ってます。 このキャラも含めてヒロイン達は全員処女だけど、桜子は処女とは思えないほど初っ端から凄まじいバキュームフェラを披露してくれて良かったです。 このキャラも個別エンドが無いのが残念。


お気に入り順としては
 桜子 > 雪菜 = あきら > 千草
年上キャラが最もお気に入りになるとは自分でもちょっと意外でした。


私的満足度: ★★★★★ ★★☆☆☆

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