Rascal・改 − Game Impression
[メニュー枠OFF]

Sexyビーチ3
発売日:2006.09.29 / ILLUSION
 全キャラ一通りのエロシーンは見れたと思うしCGも全て埋まってるので一旦中断。 プレイ時間は4時間半くらい。 今回のヒロイン達は過去のイリュージョンゲームで登場したキャラばかりのようですが、イリュージョン初心者な私はキャラに対する思い入れがほとんど無い…という前提の上での感想です。

 常夏の島「Sexyアイランド」への無料招待券を貰った主人公が、島で出会った5人の女性達とバカンスを楽しむ…というあらすじ。


 イリュージョンお得意の3Dポリゴンゲー。 女性キャラを選んだ後、島内8ヶ所のうちの何処かを選んでデートなりセックスなりして仲良くなっていく事が主な流れ。 女性キャラにはそれぞれ5段階の親密度があり、デートを重ねていく事で上昇。 また女性キャラに対して行える行為内容も親密度の上昇に伴い増えていく仕組みになっています。 親密度別に行える行為は大体以下のような感じ。
 親密度1:デートのみ
 親密度2:オイル塗り可能
 親密度3:夜以降にホテルの部屋でH可能
 親密度4:夜以降に島内どこでもH可能
 親密度5:いつでもどこでもH可能


 最初のデートに関してはプレイヤーは見てるだけ(笑)。 『人工少女2』のようにエリア内でヒロインを追い掛け回す事はしませんし、ビーチバレーのボールを打ち返したりする事も出来ません。 まぁ個人的には煩わしい移動が無かった事は有難かったですが、せめて何をして遊ぶかはプレイヤーに選択させて欲しかったですよ。 海岸で読書する姿を眺めていてもあまり楽しくないですからねぇ(苦笑)。
 なお、先に書いた親密度の上昇条件はデートの回数だけのようです。 内容やHの回数などは関係無いようなのでデート→即終了を繰り返せばあっという間に親密度はMAXまで行きます。 このあたりは人によって良し悪しだと思いますが、個人的にはやっぱり少々味気なさを感じました。


 オイル塗りの方は結論から書けば期待外れ。 親密度によって塗れる場所が増えたりポーズが変わったりしますけど、リアクションが単調な上にキャラ毎の違いもほとんど無いので直ぐ飽きてしまいます。 『レイプレイ』の痴漢モードのように愛撫だけでヒロインをいかせられるような仕様だったらまだ楽しめたと思うんですけどね。 ちなみに日焼けクリームの方は私に日焼けっ娘属性が無いためあまり試してませんが、効果は割とすぐ現れるので属性保有者には良いかも。


 で、肝心のエロシーンですが…一言で書けば「微妙」。 体位は親密度が上がる毎に二種類ずつ増えていくし、各体位でのピストン/グラインド時のヒロインの動きや乳の揺れ方もかなりエロい動きをしてくれて流石だと感じる一方で、オイル塗り同様にリアクションが単調な上にどのキャラもポーズが全く同じなので飽きやすいのです。 一応親密度が増えるとリアクションも増えるけど、それも微々たるもの。 現状では例えば正常位の場合、ヒロインの快感度が上がってくると主人公にしがみ付いてきますが、こういう大きな変化がもう数パターン、それも出来ればヒロイン毎に異なるリアクションで用意しておいて欲しかったところ。
 そして個人的に一番がっかりさせられたのが半脱ぎHが出来ない事。 『レイプレイ』であったようなたくし上げとか足首で留めておくような事ができず、全着衣状態か全脱ぎ(と言うより水着非表示)の二者択一だけというのはかなり物足りなさを感じました。


 なんか不満点ばかり書いてしまってますが、グラフィック全般に関してはかなり向上してると感じます。 背景の緻密さももちろんですが、エロゲとして最重要なキャラ造形も素晴らしい。 今回特に目に付いたのが髪の動きのリアルさ。 中でもイスカのツインテール、愛美のおさげの動きは素晴らしいものがありましたよ。 ただ、ストレート系の動きはやっぱり不自然なところも多いんですけどね。 このあたりは流石に難しいと思うけど今後に期待したいところです。
 水着やアクセサリー系の種類もなかなかに豊富で好感持てます。 天使の羽とか輪まであって色々と試せるのは楽しいです。 それだけにやっぱり半脱ぎ系のシチュが無い事が惜しまれますね。


 まとめとしては5人のヒロインが居ても見た目と声くらいしか差別化がされていない上にリアクションが単調なので非常に飽きやすいのが泣き処。 ただグラフィックの緻密さやエロくて綺麗なキャラの滑らかな動きは素晴らしいものがあると思うので“視姦用ゲーム”としては悪くなかったと思います(笑)。


私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆

Copyright(c) 2007 SHEO