続・秘湯めぐり |
発売日:2007.06.08 / Riddle Soft |
本編でのCGおよび回想は全て見たと思われるので終了。
残るCGはおまけミニゲームのご褒美なので気が向いたときにでも補完するつもり。
所要時間は1stプレイで2〜3時間、本編コンプまでは大体8時間くらいでしょうか。
大学生で超イケメンの主人公「美紀男」は旅行パンフレットに載っていた美女の後姿に一目惚れをしてしまう。
生まれて初めての感情に戸惑いながらも友人らと共にそのパンフレットに載っていた温泉旅館へとやってきたのだった…というあらすじ。
前作『秘湯めぐり』と同じ温泉街を舞台にしたADV。
特徴として前作の雪野ちとせを始め、メーカー過去作のヒロイン達の中からランキング上位のキャラが6名ほど登場しています。
私は前作くらいしかRiddleSoftの作品をプレイしてませんので各キャラに対する思い入れは全くありませんが、メーカーのファンにとってはちょっとしたFDっぽいキャスティングになってるんでしょうかね。
新規ヒロインは主人公が家庭教師をしていた相手「公星舞桜」と旅館の女将で兄嫁でもある「鷹尾しずか」の二名のみ。
この二名が実質メイン級のヒロインとなり他はサブヒロインとしてエンディングすら存在しないキャラもいました。
エンディング総数はBADも含めると計10種類でしょうか。
エンド番号が表示される場合とされない場合があって、その辺の違いがよくわかりませんでした。
選択肢の数が多く、色々と組み合わせによって展開が変わるので難易度は並〜やや高めと思われます。
話の展開としては秘湯を探しに行ったり、Hを含むヒロイン達とのコミュニケーションなどが中心となっていて物語性はほとんどありません。
会話などもヒロイン達の置かれてる境遇とか心情暴露が淡々と綴られていくため、吸引力は今ひとつ。
ただ序盤からエロシーンの発生頻度が高く、選択肢の組み合わせによって主人公が手を出す相手がポンポン変わるのでイベント探しゲームとしては割と楽しめました。
正直言って話しの内容は良く覚えてませんが既読スキップが停止する組み合わせを探って何十回とやり直してる間は集中してプレイしてましたから、とりあえず退屈することは無かったです。
肝心のエロの方ですが主人公とヒロインとの絡みは和姦のみ。
一部のエンドで主人公の自我が逝っちゃってるものもありましたが“主人公が”ヒロインを陵辱するような展開はありません。
一応サブヒロイン達は過去作の展開をある程度踏まえた設定になっていて、例えばちとせだと地元のヤクザに薬漬けにされてたり、弥生だと『い・い・な・り』の主人公やその父親に散々犯られた過去がある事を暴露した上で今回の主人公を求める展開になっているので過去作をプレイしていればサブヒロインに対する思い入れも増すんじゃないでしょうか。
では新規のメインヒロイン二人は過去作のヒロインに比べて印象が薄いのかと言えばそんな事はなく、それぞれ異なる見せ場があって個人的には悪くなかったと思います。
舞桜は当初ガキでワガママ系のウザキャラと思ってましたが某ルートで明かされる黒い性格が印象に残ってますし、しずかの方は何と言ってもメーカーお得意の「寝取られ陵辱」があるのが特徴。
今回の寝取られ描写は主人公の元に映像が届けられる展開になっていて一部のシーンは腰振りアニメ処理が施されてます。
まぁそれが売りになるほどのインパクトは無いのですが、それなりの見所にはなってるんじゃないかと。
ただ逆に言うと寝取られ陵辱があるのはしずかだけで舞桜には存在しませんので、舞桜の寝取られを期待してた人にとっては納得いかない展開じゃないかなぁと感じますね。
それと陵辱シーンは前作ヒロインのちとせにもあるのですが、こちらは主人公が手を出した後は陵辱されませんしアニメ処理も施されてないので「寝取られ」とはちょっと異なります。
エロシーンの数は回想枠で数えると舞桜が12回、しずかが20(和姦=9・NTR=11)回、ちとせが9(和姦=4・陵辱5)回とメイン級の二人とちとせが飛び抜けていて他は大体3回くらいです。
あとは舞桜と弥生の3Pシーンが二つほどと、おまけのミニゲームをクリアすると各キャラごとに1回追加されました。
ちなみに今回のミニゲームは「ブロック崩し」。
崩したブロックからアイテムが落ちてくるアルカ○イドと似たようなやつなんですけどダイヤル式コントローラではなくマウスでの操作だったので結構手間取りました(笑)。
まぁ衣装がそのままブロックとなっているので段々と裸体が晒されてくる様子はモチベーション維持にも繋がり、やってる間は楽しかったです。
エロシーンに話を戻しますが内容としてはノーマル系が多数、放尿とかのアブノーマル系は極少数で陵辱シーンでもヒロインは快楽に喘ぐパターンが多いので痛々しさはありません。
尺はちょっと短い…かな。
CGも1シーンで1〜2枚と少なく、しかも今回は前作と比べて汁描写も少なく感じました。
中出し派の私には拘りはありませんが、汁属性な人にとっては物足りないかも知れませんね。
それと一部の声優さんの演技にも危ういところがあり、個人的には使えるキャラとそうでないキャラの差が大きかったことも一応不満点として挙げておきます。
色々不満ばかり書いてしまいましたが、1回のプレイで6〜7人のエロシーンが拝めるのは入れ食い展開好きな私としては嬉しかったですし、1回の尺が短めとは言えCGの塗り自体はなかなかのエロさを醸し出して“和姦メインの”抜きゲーとしてなら及第点と言ったところ。
ただNTRや陵辱に期待値が偏ってる人にとっては今回はちょっと厳しい評価になりそうです。
キャラ別雑感は省略。
お気に入り順は
ちとせ > 弥生 > 舞桜 > くるみ > しずか > 健子 > 冴子 > つぐみ > メルティ
# 今回は健三さん居ないのか?(^^;
私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆
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