秘めゴト |
発売日:2007-11-09 / Riddle Soft |
全CGと回想を埋めてコンプ。
所要時間は1stプレイで約3時間、コンプまでは6時間くらいでしょうかね。
このメーカーの過去の傾向からエンド補完に苦労するかと思いましたが予想よりもあっさり終わってしまいました。
実家のヤクザ家業が好きになれず学園の国語教師をしている主人公「新條美紀男」。
そんな彼の元に教育実習生時代の教え子だった「梓」が押し掛け、昼は学園の教え子として、夜は新妻として共に生活していくことになるのだった…というあらすじ。
選択肢でのフラグで分岐する「ラブエロ同棲ADV」。
幼な妻の梓、義妹の雛、元カノで教師の琴吹操の3人がエンド有りヒロインで健子はエロシーンのみ存在します。
エンド総数は6種類ですが2周目(梓エンド後?)から出現する選択肢やイベントもあるので1周目では到達できないエンドもいくつか存在するようです。
ただ今回は驚くべき事にヒント機能がちゃんとヒントとして機能しているので難易度はそれほど高くありません。
話の展開は梓とのラブエロ展開がベースですね。
家の中はもとより学園内でのエロ描写も序盤から頻繁に発生していき、合間に他ヒロイン達のイベントを見るか否かを選んでいく構成なので梓とのエロを期待するには申し分ない流れだったとは思います。
ただ、メインヒロインの梓は過去にグレていて何度か主人公にピンチを救われたことで押し掛け女房となった…という経緯があるのですが、これが語られるようになるのは二周目以降で、初回プレイだと馴れ初め描写が無いままラブエロ展開になってしまい、ヒロインへの思い入れが低かったのが勿体無く感じました。
どうせなら二部構成にして過去編での梓への対応によって現在編が変化する…という構成にしてくれた方が個人的には梓への思い入れも増して良かったんじゃないかなぁと思うのですけどね。
まぁとりあえず梓のメインルートに関しては「エロさ×恋愛−凌辱のラブエロ同棲」というパッケージ裏の謳い文句に偽りは無かったと思うし、サブヒロインの雛もエロゲらしいハッピー展開だったのですが、実は「ラブエロ同棲ADV」と言える展開はこの二人のハッピー系ルートだけだったりします。
そんな訳でやっぱりありましたよ…ガチ寝取られ展開が。
序盤から主人公ラブな態度を取っていたのも良い感じで寝取られ時のダメージアップのための布石になってます。
梓が実家のヤクザさん達に拉致られて輪姦…ってあたりは「(ノ∀`) アチャー」とか言いながら普通に見てましたが、その後に梓が某男キャラと主人公との共有物扱いになり「子供が欲しい」と懇願する際に主人公ではなく某男キャラの方を指名したときは素で凹んだ。
こういう一言のほうが輪姦シーンよりよっぽどキツいわ。
しかもこれがTrueエンドっぽいしorz
ただこれらの寝取られ描写は和姦系シチュに比べると圧倒的に数が少なく、寝取られ描写を目的にプレイするには少々コストパフォーマンスが悪く感じられました。
ちなみにもう一人のサブヒロインの操は厳密には寝取られでは無いのですが、エンディングは全ルートで一番救いが無くて悲惨です。
操を一番の目当てにプレイされる予定の人は覚悟しとくべし。
エロシーン総数は回想枠で数えると61枠ですけどエロ描写を含むのは53枠ほどです。
まぁそれでもまずまずの数字だと思いますけどね。
内訳としては梓が33枠(現在=22・過去=5・NTR=6)、雛が10、操が7、健子が2、梓&雛の3Pが1つという構成で、やっぱり梓が飛び抜けて多いですね。
尺はやや短めで淫語の消し音がちょっと目立ち過ぎかなと感じましたが、CGの使い回しはほとんど無く、構図や塗りもエロくて良かったと思うし声優さんの演技も及第点で個人的には割と実用性が高めでした。
シチュエーションとしては後背位(バック)が多くて嬉しかったかな(笑)。
特に学園内(屋上や放課後の教室)での行為はいい感じ。
輪姦を除いた特殊系では電車内プレイ、ラブホでのSM、深夜校内での犬の散歩プレイあたりが印象に残ったくらいで全体的には普通に挿入するシーンが多かったです。
まぁ私には有り難かったですけど。
ラブエロ同棲物として見た場合、そのエロシーンの豊富さは評価ポイントになると思いますが、個人的には過去編の扱いに不満があってあまり梓への思い入れが沸かなかったのが惜しまれます。
そして私自身は属性外ですが寝取られ描写のほうも客観的に見るとそれを期待してプレイするにはボリューム不足に感じられ、どちらにしても些か中途半端に感じられました。
基本は和姦好きで絵も気に入ってる私としては抜きゲーとして及第点と言ったところですね。
お気に入り順は
雛 > 梓 > 健子 > 操
今回はミニゲーム無いの?(^^;
私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆
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