| 炎の孕ませ同級生 |
| 発売日：2007.09.21 / SQUEEZ |
全てのCGと回想と称号を埋めてコンプ。
所要時間は1stプレイで約6時間、コンプまでは3回ほど繰り返して約12時間くらいでしょうか。
白鷺学園に通う主人公「加我見和也」は親の海外赴任に同行することに反対し寮生活を送ることになった。
元女子校でもある寮の住人は全てクラスメイトの女の子。
そしてこっそりと覗いた健康診断で女子達のけしからんおっぱいを目の当たりにし、主人公はクラスメイト20人全員を自分のモノにすると誓うのだった…というあらすじ。
『炎の孕ませ転校生』と同じ流れを汲む「クラス全員ν孕ませ学園ADV」。
場所移動で女の子達に会って会話することで好感度が蓄積されていき、高感度が一定値を超えるとエロシーンが発生…というのを20人分行っていくことになります。
主人公は『〜転校生』の従兄弟ということで、ヤツに対抗して今回も期限は40日。
ヒロイン達は今回も４＋αほどの仲良しグループのようなものが形成されていて、特定のヒロインはグループ内の女の子全員とＨした後でないとエロシーンが発生しない仕組みになってます。
他にも条件が揃わないとＨできないヒロインがいますが普通にクリアするだけなら難易度は低め。
エンド総数は11種類と多目ですけどエンド条件を満たしたものは最後に一覧が表示され、どのエンディングを見るかが選べるので一度のプレイで９割方のエンディングは見ることができます。
ゲームを開始するといきなり主人公のプロフィール設定として「好みのおっぱい」を指定するのですが、これで思いっきり吹いた。
こういうのは大抵「大・中・小」みたいに大雑把になりがちですけどこのゲームは以下のようになってます。
あなたの理想の乳首の形
豆状・円筒状・三角錐状・上向き状・陥没状・平状
あなたの理想の乳首の色
ピンク・赤・褐色・黒・ホワイトピーチ
あなたの理想のオッパイの形
おわん形・下垂型・ロケット型・皿型・半球型・円錐型
あなたの理想のオッパイのサイズ
A以下・B・C・D・E・F・G・H・I・J・K・L・M・N・O・P・Q以上
ホント恐れ入りました…。
誰かロケット型と円錐型の違いを判り易く教えてください。
カップがＱ以上とかもはや人間じゃねぇんじゃね？とか思いますがヒロインのプロフィール見ると居ますねＱが…。
ただ、これだけ細かく好みを聞いてくるくせに本編中でこの設定が反映されてるとは思えないのが残念です。
私はサイズＢを好みに設定したのに本編中はサイズＮの幼馴染「遠山明日香」に「俺好みのおっぱいだ」と言いやがりますからね。
そして…ヒロイン達はご丁寧にサイズがバラけている…つまりほとんどがＣ以上な訳でヒロイン総巨乳と言っても差し支えないメンツなので微乳好きな人は涙目になること請け合いです。
テックアーツ系のゲームをやった事のある方なら最初から判ってる事だと思いますけど貧乳好きな人はご注意ください。
乳関連での売りがもうひとつあって「νスカウター」というのがソレです。
日常会話でヒロインの立ち絵が表示されてる時ならいつでもスキャン可能で、入手データも戦闘力ではなく乳情報になる訳ですけど、これがまた細かい。
乳頭の高さ「通常0.8cm、勃起時2.0cm」とか乳圧「1002bhPa」とかアホ過ぎる。
でもこういうくだらなさは嫌いじゃないです。
これはもっと評価されるべき。
物語性は全くありませんね。主人公が転校してきた前作とは違い、今回は最初からヒロイン全員が顔見知りだし何人かは…というかほとんどのヒロインはゲーム開始時点から主人公に好意を抱いてますから後はひたすらＨしまくってるだけです。
個人的には変に欝展開になったり超展開を入れられるよりは安心してエロ行為に集中できる分、良かったと思います。
でもやっぱりというかヒロイン一人一人の印象は薄いですね。
設定や性格なんかは主人公が丁寧に説明してくれるので会話イベントでの疎外感はそれほどありませんでしたが、20人ものヒロインが次々と出てきても覚え切れません。
まぁこのあたりはプレイしつつ覚えていくのが一番だし、実際にエロシーンまでには大体キャラを理解できたので仕方ない面もあるんですけどね。
肝心のエロシーンですが個人的にはなかなか良かったんじゃないかと思います。
シチュエーション的には場所が学園内ということ以外はオーソドックスな和姦ばかりですけど、お得意のアニメ処理とか膣内断面表示とかで視覚的にも楽しめたし、尺も不足感がなく声優さんの演技も良好。
多人数プレイも大幅に増え、その組み合わせにも不満を感じませんでした。
また前作では一度Ｈしたら以降はMAP上でキャラが表示されなくなってしまいましたが、今回は何度でもＨできるようになっていて、そのこと自体は高く評価しているんですけどシチュエーションが毎回同じというのが非常に惜しい。
場所を変えなくてもいいので二回目以降は別の体位が選択できるとかの追加要素が欲しかったですね。
あと妙に気になったのが射精場所を選択した後のヒロインの反応。
中出しでは無理矢理孕ませる系と愛を注ぐ系があるのですけど、選択肢までの内容に違いが無く、やってることも同じ中出しなのに前者では「中はらめぇ！」と嫌がり後者は「中にちょうだい！」と肯定するのがなんか笑えました。
まぁ中出し時のヒロインの反応を好みで選べるという配慮なんでしょうけどね。
ちなみにボテ腹シチュは特定エンド一箇所のみです。今までと同様に中出し展開を楽しむべきですね。
まとめ。
ゲームシステム自体は前作の『〜転校生』からほとんど変化ありませんが、おっぱいスカウターをはじめ随所に見られる妙なこだわりは好感を抱けるものですし、何よりこの手のエロゲでは最重要なエロ関連をより充実させてくれたことは素直に嬉しかった。
エロコメハーレム物として着実に前進していると思いますのでメーカーさんがこの調子で頑張ってくれれば今後も（性欲解消的な意味で）お世話になることでしょう(笑)。
キャラ別雑感は省略。
お気に入り順を上から挙げていくと
１.北守千尋（あかね攻略のキーマン。まさかの個別エンドありは嬉しい誤算）
２.楠こずえ（クイズ好き。勲章を取るために15回Ｈした）
３.西園寺薫（無口なクラス委員長。主人公に心を開く描写はもっと欲しかった）
４.遠山明日香（幼馴染。でもあまり優遇されてない。毎日おっぱい揉まれてる）
５.ミーシャ＝イヴァシュコワ（ロシア人。だぁーの人）
６.江口のん（爆乳体操部。けしからん乳の人）
７.伊豆苗芽依理（ウエイトレス。非常に判りやすいツンデレ言動が特徴）
８.浅井莉梨（カナヅチな水泳部。頭が悪い人）
９.瑞乃真綾（ボブカットのアンハッピーな人。凍り付く駄洒落が武器）
10.穗村なのは（Aカップというこのゲームの良心。結局あのヌイグルミは？）
11.奈々宮あかね（ソフトボール部。最終日にしかＨさせんとは何様やねん）
12.海老原舞（脅威のQカップ。突っ込みチョップッ!!の人）
13.来栖川蘭子（高周波高笑い実装のお嬢様。米軍兵器使い放題）
14.宮前未亜（ぬこ。アナル可）
15.習志野勇美（ミリオタな人）
16.姫川育代（ナース服でＨできる人）
17.忍野かすみ（忍者。アナル可）
18.水戸部奈月（侍。キャラ自体は嫌いじゃないが立ち絵の迫力の無さが異常）
19.味方洋子（料理人。実は一番印象に残ってない）
20.月芝愛（アンドロイド）
次回は『特待生』とかでしょうか。教師とかは止めて欲しいかも。
私的満足度： ★★★★★ ★★☆☆☆
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