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最終痴漢電車 DVD EDITION
発売日:2004.03.26 / アトリエかぐや TEAM HEARTBEAT
 CG差分はいくつか埋まってませんけど枠は全て埋めたのでとりあえず終了。 私が初めてプレイしたかぐやゲーである『瀬里奈』以降、このメーカーのタイトルを色々と買い漁ってはみたものの、ほとんどプレイ時間が取れずに積み状態となっていたのですが、この度ようやくプレイの目処が立った次第。 プレイ時間はコンプまでに7〜8時間くらいでした。

 廃線の噂が流れる路線で車掌を務める主人公「天野哲雄」。 赤字続きの路線を救うために彼はPM9時以降は乗客が殆どいない現状を利用して痴漢し放題の車両を痴漢達に提供する最終痴漢電車の計画を提案する。 そしてその痴漢達のターゲットとする女性を見つけるため、主人公は元痴漢としての特技を最大限に活用していくことになる…というあらすじ。


 ターゲットとなる女性達を痴漢行為で屈服させる「痴漢陵辱AVG」。 ゲームは朝・昼・夜の3つの時間帯にターゲットとなる女性に接触していくことになります。 最初の接触から二回ほど痴漢行為を成功させると個別イベントが発生し、その後最終痴漢電車へ招く事が可能。 同じヒロインを二回最終痴漢電車に招待すると個別エンド…という構成。 ヒロイン達の出現する時間帯や駅は大体固定化されているので難易度は低め。


 痴漢パートはちょっとしたミニゲームになっていて、右から左に向かって飛来してくるアイコンをマウス連打で取っていくことでヒロインの快感度が上昇。 ただ取り損なったりドクロマークのアイコンを取ってしまうと不快度が増して痴漢に失敗してしまいます。 余程ボタン反応の悪いマウスを使わない限り難しいものではありませんが、1プレイで多い時には12〜13回ほどこの痴漢ゲームをやらされるので流石に鬱陶しさは否めません。


 ストーリー的には何度も痴漢したりHしたら主人公に従順な牝奴隷になっちゃった…というもの。 一応ヒロイン毎の立場や性格にあったイベントが発生するのでキャラ立てに関しては悪くはありませんでしたが、一部を除いて主人公自身はヒロインに対して恋愛感情を抱くことはなく、主従関係が構築される過程が描かれていくだけですね。 まぁ痴漢行為中は周囲にバレるかも知れないという緊迫感が皆無だったり(というかあれじゃモロバレです)、ヒロインが堕ちて従順になるのが早すぎるとか色々と不満もありますが、エロく喘ぐ姿はなかなか良い感じだったので個人的にはこれはこれでアリかなと思いました。

 基本的には痴漢パートから個別イベントまでは主人公だけによるエロ行為ですけど、最終痴漢電車では大勢の痴漢達を相手にしたエロシーン…しかも痴漢じゃなくて輪姦なので輪姦や寝取られに耐性が無いとちょっとキツいと思います。 特に年下幼なじみの沙奈は例外的に主人公も恋愛感情を抱いているのでバッドエンドルートの寝取られはなかなか強烈。 個人的には輪姦や寝取られの耐性はそれなりにあるしヒロイン達はあまり嫌がってないので無問題ではありましたが、ヒロインに指示できるのは主人公だけでヒロインも主人公にのみ従順というような牝奴隷としての可愛らしさを感じられる描写をもう少し欲しかったかな。

 回数的には一部の例外を除いてヒロイン毎に主人公とのエロが二回、最終痴漢電車での乱交が二回と言ったところ。 尺はかぐやとしては短く、二回戦に突入することもなく、何よりハーレムルートが無いので物足りなさは結構感じられました。


 まぁ他のアトリエかぐやのラインナップと比較すると色々と物足りなく感じる部分が多くありましたが、元々がメーカー初期の作品ですし値段(3800円)を考慮すれば十分元は取れた作品だったと思います。 何よりM&M氏の描く絵はエロくて良いです。


キャラ別雑感は省略。

お気に入り順は
 西村沙奈(妹系幼なじみ) > 鳳優香(婦警さん) > 川原絵美(OL) > 森美里(人妻) > 柏木あいり(ロリ) > 斉藤千尋(三つ編メガネ) > 羽山玲子(上司)


私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆

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