Rascal・改 − Game Impression
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瀬里奈
発売日:2004.07.23 / アトリエかぐや TEAM HEARTBEAT
 プレイ前はエロ方面にはかなり期待していたものの、萌え方面はほとんど期待していなかったのですが…やってみてびっくり、瀬里奈かわいいよ瀬里奈。

 出会った直後の敬語で他人行儀な口調からだんだんと打ち解けていくにつれ親しげな口調になっていく流れはなかなかで、肩車して麦わら帽子を取るシーンあたりではかなり萌え度が高くなってました。 つかこのシーンも下手なエロシーンよりエロかったし。 序盤はしばらくエロシーンなしの状態が続いて、エロ方面のみに期待していた自分としては「エロシーンまだぁ〜?」となるところが全然気にならなくなるくらいでしたから。

 主目的のエロシーンもCGの使い回しがほとんどなく、行為中のセリフなど声優さんの演技力の高さもあってかなり良い感じ。個人的には初シーンが一番お気に入りです。

 メインの瀬里奈の他にも微乳スレンダー系の雪奈と巨乳人妻の多香子を配していてシチュエーションもシーンの尺も豊富…と自分的にはまさに死角のない出来でひじょーに満足。 強いて不満を書けば姉妹丼はあるのに母娘丼がないってことでしょうけど私はヅマ属性は持ち合わせていないので正直多香子さんはどうでもよくって無問題(笑)。

 ただ予想外に瀬里奈に萌え転がる事になった為に彼女の陵辱ルートは見事なくらいに救いがなくてキツく感じた…。 陵辱シーンでは瀬里奈視点になるから犯す側になりきる鬼畜ゲーとするのも厳しかったですし。

 シナリオ展開的には主人公に緊張感が無さ過ぎなのが気になるし、主人公の過去とか消化不良なものもいくつかありますが…単純に抜きゲーとしてなら許容範囲内かなと。

 CGは先にも書いたように使い回しがほとんどなく枚数も豊富。 音楽もゲーム中は特に気にならなかったけど改めて音楽モードで聴くと結構良い感じでした。 システムも洗練されてて快適。音声のループ再生などハァハァするときに重宝しそうです。

 単純に原画とエロ目的だったけど、意外なほどキャラは立ってたしエロシーンひとつひとつを見ても「ユーザーの要望をできるだけ取り入れよう」という姿勢が感じられ非常に好感のもてるタイトルでした。 抜きゲーとしては私的に過去最高クラスのタイトルかと。

私的満足度: ★★★★★ ★★★★☆

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