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マジカルウィッチアカデミー 〜ボクと先生のマジカルレッスン
発売日:2005.02.25 / アトリエかぐや TEAM HEARTBEAT
 全CGとイベントを埋めてコンプ。所要時間は…頻繁に中断していたので曖昧ですが(理由は察して下さい)計14〜15時間程度だったと思います。

 女の子のような外見の主人公ツカサは女性を発情させてしまう魔眼の持ち主。 その魔眼の力を克服するために女魔術師シルヴィアの薦めで名門ウィザーディア魔法学院へ特別編入することになった。 ところがその学院は男子禁制の女の園だったのだ…というあらすじの魔法学院ハーレムADV。

 ゲーム期間は約ひと月、エンディングはヒロイン6人+ハーレムエンド。 基本的にはキャラセレクト時にお目当てヒロインを選んでいけばエンディングへは簡単に到達できますが、回想シーンの一部は他ヒロインルートで覚える魔法がフラグとなっているものがあるのでCGや回想のコンプはちょっと大変かも知れません。 ハーレムルートは各ヒロインのエンドを全て見た後に入れます。

 ゲーム内容は一言で書くと「恥女にいぢられまくる話」(ぉぃ
ツカサの魔眼が発動してヒロイン達がエロエロに……確かにそいうシーンもありますけど、ツカサ自身が非常にシャイな性格で、どちらかと言えばそんなツカサの人当たりの良さとショタ面に惹かれたヒロイン達が隙あらばと虎視眈々と狙ってるような状況なので、彼の日常はまさに狼の群れに放り込まれた羊状態な訳です(笑)。

 そんな本来なら羨ましい限りな主人公の身辺ですが、このゲームに限っては割と冷めた目で展開を眺めてる私がいました。
理由としてはまずヒロイン達があまりにもあけすけと言いますか…日常シーンで下着姿はもちろん全裸姿までも頻繁にお目にかかってしまうのでチラリズムのエロスというものが全くなく、ヒロインの裸などに対する「ありがたみ」が薄いことが挙げられます。

 このゲームにはライラという淫魔がいるんですが、私から見たらこのゲームのヒロインほとんど淫魔じゃねぇのか?ってくらい淫乱度が高くてエロ行為に対する恥じらいとか抵抗を感じてるキャラがホント少ないんですよ。 ゲームの設定からしてある程度は仕方ないし、そういうキャラも需要はあるのでしょうけど全体的に淑やかさ分が不足していてキャラ萌えという点ではイマイチだったのは予想以上にマイナスになりました。

 そんなヒロイン達の萌え度の低さをカバーしてくれたのが我らが主人公のツカサきゅん(笑)。
基本的に彼は「受け」なのでそっちの属性が無い私は正直キツイだろうなぁと予想してましたが……いや、実際ほとんどのシーンはきつかったんですけど(ぉぃ、それでもいくつかのシーンでは非常に良い感じで喘いでくれて男の俺でもどうにかなっちまいそうでした。
「だっ、だめぇっ! お尻、やだぁ……!」
「それ、激しすぎて、イっちゃう…っ」
羞恥に頬を染めつつ、こんな感じで喘いじゃったらアンタ、ヒロインより萌えてしまうのは仕方ないです…よね?

 まぁ私の自爆意見はともかく、エロシーン自体は単体で見る限り非常に高い水準を維持していて、このあたりは流石かぐやだなぁと感じることができます。 多くのかぐや主人公と同様にツカサも絶倫ショタキャラとして期待に違わぬ活躍っぷりで、ほぼ全てのシーンで複数回発射を実装。 また声優さんの演技…特にフェラのチュパ音が良くってフェラ好きな方には満足いく内容だったのではないかと。
 それにこのゲームならではの設定…具体的には魔法を使ったシチュエーションはそれなりに新鮮に感じられたのもよかった。 フタナリとか苦手な人は要注意と思いますけど(笑)。

 ストーリー的にはツカサの魔眼の秘密について深く関わってくるシルヴィアのルートが頭ひとつ抜き出てる印象ですが、他ヒロインは凄く中途半端な状態で終わるキャラもいて物語的な期待はしない方が吉。 まぁこのゲームでシナリオ的な期待をしてる人も居ないと思いますが念のため。 それと日常シーンはアルシアの護衛のジークフリードがかなり笑えるヤツなので退屈はしませんでした。

 一応まとめておくと、抜きゲーとしての質は非常に高い。 ただしヒロインの淑やかさが低いなど、個人的な嗜好による満足度の減少が大きかった…と言ったところです。

私的満足度: ★★★★★ ★☆☆☆☆

Copyright(c) 2007 SHEO