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戦場デ少女ハ躰ヲカケル DarkSide
発売日:2006.03.24 / cyc
 『戦場デ少女ハ躰ヲカケル』のメーカー通販特典です。 発売までこちらの情報はほとんど公開されていなかった為、私はあまり期待せずに鬼畜CG集くらいに捕らえていました。

 ゲームのあらすじや目的は本編と同じ。 ただし本編のヒロイン達は序盤で政府軍の奇襲に合い、全員捕虜として捕らえられる…という流れなため、主人公陣営には汎用ユニットしか居ない状態から始まります。
 DarkSideと言うからには主人公が鬼畜化するか、もしくはヒロイン達を獲られて敵達に陵辱されるかのどちらかだろうとは思っていましたが、とりあえずは後者の展開になっていました。

 で、話の展開としては捕虜となったヒロイン達が敵側のサド女であるニコレットに洗脳調教され主人公の敵として立ち塞がる…という流れ。 このときの調教でエロシーンが発生する訳ですが、個人的にはなかなかキツい描写が多かったんじゃないかと思います。
 輪姦や家畜プレイなどは耐性がありますが、局部に銃身を6本ほど突っ込まれて白目を向いたり一ヶ月間ひたすら殴られ続けるような痛々しい描写は個人的に苦手なのですよ…。 逆にその手のシーンに耐性があったり好きな人にとっては悪く無い…のかな? もっとも調教シーンは各ヒロイン毎に一回ずつという少なさなので、結局は物足りなさを感じる可能性はあると思います。

 戦闘シーンは本編とほぼ同じ(MAPも使い回し)で、洗脳されたヒロインの居る部隊を撃破すればそのヒロインは主人公側へ付いてくれます。 ただ…この時の洗脳の解け方や仲間になる経緯の描写は本編同様に薄く、かなりのご都合主義という印象でした。
 しかも本編では身体を使ってヒロインを篭絡させていたのに今回は説得のみという体たらく。 いつ背中からズドンとやられても不思議ではない状況ですが、もちろんそんな描写も無しで、このあたりにも本編で不満だった緊迫感の無さがしっかり継承されています。

 もっとも主人公のエロシーンが全く無い訳ではなく、一応某キャラを捕虜にしたときに5Pシーンが発生、あとはエンディングでも一応ありますが…ネタバレなので詳しい記述は止めておきます。

 ヒロイン達はフルボイスですしエロシーンのCGは各シーン毎に1〜2枚とは言え、DarkSide用に新規に描かれた物がほとんどなのでオマケと考えれば費用対効果は高いとは思いますが…、逆にオマケという意識が働いて戦闘シーンなどは結構かったるさを感じてしまいました(苦笑)。

 まぁそんな訳で個人的にはもっとオマケ色を出して戦闘無し…もしくは極限まで難易度を下げて、お手軽にストーリーとエロシーンと楽しめる構成だと有難かったかな。 もしくはこういう感じでヒロイン毎に全く異なるストーリーを本編の方で楽しめるようにして欲しかったところです。


私的満足度: −−−−− −−−−−

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