巣作りドラゴン I want to get Married |
発売日:2004.06.25 / ソフトハウスキャラ |
全エンドとCGと回想を埋めたので一応コンプ。
ただレアモンスターが数体抜けているのが何とも悔しいので、まだ続けるかもですが…。
「巣は大きく、財宝は沢山、私を満足させる巣を作りなさい」
幼い頃から苛められまくって今では恐怖の対象となっている許婚から結婚の準備のための巣作りを強制させられた竜族の主人公ブラッド。
彼は許婚であるリュミスを満足させられるだけの巣を作ることができるだろうか…というあらすじ。
巣=ダンジョンを作ってモンスター達を従え、侵入者を撃退しつつ財宝を溜めていく流れが『ダンジョンキーパー』そのまんまですが洞窟をザックザックと掘り進める物ではなく、いくつかのエリアに分かれたダンジョンにそれぞれ部屋を設定していくもので
DKにくらべてダンジョン構成の自由度は低いものの、ほどよい難易度に調整されていてかなり遊べました。
侵入者の迎撃はモンスターの配置のみ決めてあとはオートで進んでいくのもDKっぽいかな。
まぁその配置の仕方がイマイチ不便なのとオート迎撃中は配置変更不可というのが不満ではありますけど、このあたりは上手く難易度とのバランスが取れてるから私的には問題なし。
このゲームは周回プレイを前提として作られていて、慣れるまではちょっと難しいかも知れませんが、何らかのエンドを迎えるとそれまで育てたモンスターを数体持ち越しで初めからプレイできるのでかなり楽になります。
そしてある程度エンドを見ると全体的な難易度も上がっていくのですが、このあたりのゲームバランスが素晴らしく良いのですよ。
配置する施設によってイベント(CGなし)が変わったり、レアモンスターなどもいてやり込み度も結構高く、コンプした今でも全く飽きがきていません。
主人公はドラゴンなので近辺の村や町を襲ったり侵入者を撃退したり貢物を貰うことで財宝が増えていきます。
ヒロイン達もリュミス以外は生贄だったり侵入者だったり捕虜だったり部下だったりで最初は当然ながら色恋沙汰とは無縁の状態なのですが、主人公のエロテクに骨抜きにされてメロメロになる様が何とも萌えなのです。
ちと快楽に喘ぎまくるまでが早すぎる気がしますけど、そこは竜だからヒト以上の快楽を与えられる…と自己補完(笑)。
エロシーンは最初こそ強姦ないしそれに近いものばかりですけど、主人公が温厚な性格なので鬼畜なシーンというのは皆無です。
強姦は鬼畜じゃないのか?という意見もあるでしょうが、竜と人間・ダンジョンの主と侵入者という関係を考慮すると個人的に随分と寛大だなとすら感じたほどです。
主人公はかなり早漏で、シーンによっては3クリックほどで終わってしまうものもあり、このへんは不満ではありますが、ほとんどは1シーンでの複数回発射で尺を補ってます。
まぁそんな訳でかなり褒めちぎってますけど、個人的なこのゲームでの最大の不満点を言わせてもらうと…「全然遊び足りない」ってことでしょうか(ぉぃ)。
決してボリューム不足という訳ではないしエンド数も結構多いのですけど、更に難易度を上げた極めモードとかリュミスと結ばれた後の後日談とかをプレイしたかった。
とりあえずアリスソフトのようなゲーム性の高いものをプレイしたくなったら、個人的にはこのゲームを激しく推しますね。
アリスと違いこちらはフルボイスなのも好評価ですし。
私的満足度: ★★★★★ ★★★★☆
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