Rascal・改 − Game Impression
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RanceU −反逆の少女達−
発売日:1997.12.18 / ALICE SOFT

◇ あらすじ

 町長の依頼を受けてカスタムの町にやってきた「ランス」だが、地図に示す地点に到着しても町らしきものは見当たらない。 なんとカスタムの町はまるごと地下に封印されていたのだ。 町長の話では町を守護していた魔導士ラギシスの4人の弟子達が1月前に反逆を起こし、4つの魔導の指輪を奪って師であるラギシスを倒し町を地下に封印してしまったらしい。 そこで4人の弟子を倒して町の封印を解いて欲しいとランスに依頼してきたのだった。
 法外な依頼料をふっかけたランスは奴隷のシィルを伴い、彼女達4人の弟子を倒すべくさらに地下深くへと潜っていく。 はたしてランスは無事に町を救う事が出来るだろうか?


◇ ゲーム概要

 基本的な操作は1作目とほとんど同じです。 前作よりもRPG色が強く出ていてジャンルとしてはRPGとして扱っても問題ないかな。
 ゲームは6つの章に別れていて、とある章ではランス以外の某キャラを操作キャラとして進んで行き、ランス側の物語と同時系列のもう一つの物語として描かれています。
 1つの章で仲間になるキャラは2人までで最大3人での冒険になります(章によってパーティが入れ替わる)。


◇ システム

 これに関しては同じ『アリスの館456』に同梱されてる1作目と同じ事が言えるのでそちらの方を参考にして下さい(手抜きですいません)。 不満点等はそっくりそのままですし、おまけに関しても同様です。


◇ グラフィック

 キャラクターデザインは1作目と同じ「YUKIMI」さん。 CGの質に関しては何も言う事はないです。昔のゲームですしね。 ただ前回よりもだいぶ見れるようになってるし、枚数も結構増えていたりして進化の様子がわかって面白かったです。


◇ サウンド

 曲数は何曲あったか覚えてませんけど、結構増えている印象を受けました。 前作でも使われていた曲とかもありましたが、やっぱり特に印象に残ってる曲が思い浮かばないです。 音楽モードとか付けてくれれば嬉しかったんですけど…。


◇ 感想まとめ

 このゲームは1作目から1年後の1990年に発売されたみたいですね。 「マリア」や「志津香」はこの作品が初登場となります。 CGの質や枚数、ストーリーのボリュームが若干向上しているもののMAP移動やその他の操作感は全くと言って良い程変わっていませんでした(苦笑)。

 敵に対して攻撃などのアクションを行なう際に「気力」が必要なのですが、この「気力」って奴がいちいちキャンプをして休憩しないと回復しないのでちょっと面倒臭かったです。 ただ、ゲーム内容の方は3章で突然ランス以外のキャラがメインで進行しだしたりして意外性がり、結構よかったと思います。 まぁキャラが弱くて大変でしたけどね。

 難易度としては少しストレスを感じる場面があるものの概ね簡単に進め、プレイ時間も5〜6時間でエンディングまで行けますが、アリスのゲームってこの頃から完全コンプが困難だたんですねぇ…。 マニュアルP87の対戦成績表が全部埋まらなかった。

 ま、このゲームに関しても1作目同様「ランスの歴史を知る」という気持ちでプレイすれば楽しめるんじゃないかと思います。


私的満足度: ★★★★☆ ☆☆☆☆☆

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