| 闘神都市II そして、それから… |
| 発売日：1995.12.08 / ALICE SOFT |
◇ ゲーム概要
タイトルの通り『闘神都市2』のエンディング後のお話で、シードと葉月のその後の物語が描かれています。
舞台が闘神都市とは異なりますが、登場人物は主役の2人の他にセレーナとビルナスが再登場。
なお、これはゲームではなくデジタルノベルとなっていて完全に読み物です。
流行のビジュアルノベルのように途中選択肢が出る事はありませんので物語に集中できます。
◇ システム
画面右下に「次頁」「前頁」のアイコンに加え、アンダーラインの移動アイコンがあり、どこまで読んだかを解りやすくする事も可能です。
それと購読中はいつでも「用語説明」「キャラクター」「CGモード」「音楽モード」を見れるようになってました。
セーブは章ごとのオートセーブでロードに関しては各章の頭からという事になります。
ちなみに全部で7つの章に別れています。
◇ グラフィック
原画は「MIN-NARAKEN」さん。
このソフトは現在定番となっているCGの上に文章を表示する形式…では無く、完全にCGと文章が別れていてCGは小説の挿し絵のような感じになっています。
枚数はかなり少なめ…。
個人的にはMINさんの絵は好きなので満足してますけど。
◇ サウンド
BGMはCD-DA再生で全15曲。
『闘神都市2』で使われていた13曲（Windows版と一緒）に加え、Shadeさんが新たに追加した3曲という構成です。
追加曲の中ではやっぱり「ナセル」が一番お気に入り。
ちなみにこの曲は『Alice Sound Collection III』に「I was born to see you」というタイトルで10トラック目に収録されています。
◇ 感想まとめ
購読時間、約1.5時間。
『闘神都市2』同様に「この後どうなるだろう？」と終始目が離せない状況にさせてくれるストーリー展開は流石と言ったところ。
シードのレベルは『闘神都市2』の初期状態に戻ったまま全く上がっていないようですが、シードと葉月は相変わらずラブラブ（死語）で、前作で苦労してENDを迎えた身としては感慨深いものがあります。
やっぱり二人はこうじゃなきゃねっとも感じますしね。
でも個人的には『闘神都市2』でその後が不明なキャラ（例えば臥路と雫姫とか）も出してくれると嬉しかったかも。
アリスCDあたりに収録してくれると更に嬉しい(笑)。
一応このソフトは一般指定となっていて18歳以下の方でも購入できますが、やっぱり前作を終えられた方にお薦めします。
内容も一般というより18推って感じですし…。
価格も実売で2000円前後だと思うし、『闘神都市2』が好きな方は楽しめると思います。
私的満足度： ★★★★★ ★☆☆☆☆
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