DUNGEONS&DOLLS |
発売日:2004.12.17 / ALICE SOFT |
『館7』を購入して以来、スポーツ中継の合間や食事の合間、その他気が向いたときに少しずつプレイして現在地下204階まで来たところ。
500階にいるらしいハニーキングを倒すくらいまでは続けるつもりですけど何時になるか判ったもんじゃないのでここいらで感想書いておきます。
無限に湧き出すモンスター達が徘徊する前人未到のダンジョンを攻略するために一人の科学者が開発した人工生命体「DOLL」。
主人公はそのDOLLのマスターとなり前人未到のダンジョンを攻略していくことになる…というあらすじ。
「3DダンジョンRPG着せ替えゲーム」ということでメインは『ランス6』や『GALZOOアイランド』と同じ3Dダンジョン探索型のRPG。
最深部の階数は不明…というか用意された桁数が9桁ということを考えると地下9億階くらいまではあるのかも知れません(笑)。
物語としては150階のボスを倒す事で一応のエンディングは見れますが、それ以降も潜る事は出来ます。
ぶっちゃけエンディング以外にイベントらしいイベントは無く、せいぜい20階おきにボスキャラが配置されてる程度なので、唯ひたすら潜り続ける事がゲームの目的と言えます。
ボスも200階以降はほとんど出てこなくなりますけど。
ゲームシステムの詳しい説明は面倒臭いので省きますが、このゲームは敵がドロップするアイテムによる自身の強化と、DOLL専用の装備品を収集していくことが主な目的になるため探索と戦闘の繰り返しによる作業感が非常に強いゲームと言えます。
先に書いたようにストーリー的な盛り上がりも全く無いため、コツコツコツコツコツコシコシコシコシコシコ…とプレイヤーキャラとDOLLを育てていくこと自体に喜びや楽しみを見出せないと辛いですね。
少しずつ、でも確実に強くなっていく様子は実感できる為、RPGのレベル上げが苦にならない人なら中毒れる要素はあるかと。
武器耐久度による攻撃回数制限、1フロアでドロップされるアイテム数の制限、アイテム欄の拡張かアイテムの装備かの取捨選択、1フロア毎にアップしていく敵キャラのレベルなど色々な要素が絶妙なバランスで構成されていて、パっと見では単純そうに見えながらも結構ゲーム性は高く感じられます。
またこのゲームの特徴のひとつにDOLL専用の装備品というものがあり、頭部・肌着系・上着系・腕・その他にそれぞれ48種ずつ計240種類を入手して装備させていくのも楽しい。
装備品の中にはステータスアップなど付加機能のある物もありますが、個人的にはステータスに拘らずに好みのパーツを色々を吟味していくのが結構はまりました。
ホントに髪型と髪の色を変えただけで別人に見えるものなんですねぇ。
萌えゲー絵師の描くキャラにハンコ絵が多いのも納得です。
黒髪ロングにした時は大和撫子系の性格をイメージするしツインテールとかだと活発系をイメージしして脳内で色々妄想しては自己嫌悪に陥っていました。
つか何やってんでしょうね私は…orz
エロシーンは特定のDOLL装備品を一式揃えたときにコスプレHを見ることが可能。具体的には巫女衣装・獣学園(ネコミミとブルマ)・ボンテージ衣装・メイド・バニー・学園制服・サンタコスの計7つ。
巫女衣装があった事は嬉しいですけど、どれもイメクラっぽいし音声も無いので個人的には今ひとつ。
エロシーンは無いけどシィルとか葉月とか鏡花とかのコスも一通り用意されてるので一式揃えてみるのも良いかも知れません。
他に汎用Hシーンと解毒時のフェラと剣の耐久度を下げる際の放尿シーンくらいでしょうかね。
どれも実用性は低く、サービスシーンと割り切った方が良いと思います。
まぁとりあえずエロゲとしては期待しないという前提が必要ですが、初期攻撃力22とか言ってる弱々キャラをコツコツと育てていき、少しずつステータスがアップして、しかもそれを実感できるようなゲームが好きなら十分楽しめるモノにはなってると思います。
個人的にはもう少しストーリー的に盛り上げてくれても良かった気がしますが、館7同梱のうちの1ゲームと考えれば十分満足しています。
私的満足度: ★★★★★ ★★☆☆☆
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